第2回 トークディスカッション
[ 2022.8.29 ]
世界の栄養課題である
“食塩の過剰摂取”と
人々の”減塩意識“について学びました。
あーぴんさん
日直:あーぴんさん

この日の部活動では、味の素社がグローバル7ヵ国(米国、英国、フランス、日本、インドネシア、タイ、ブラジル)を対象として実施した、日本と世界の減塩意識調査についてのレクチャーが行われました。レクチャーでは、日本のみならず、世界各国で食塩の過剰摂取が重要な栄養課題となっていることや、そもそも私たちが健康な生活を送るためにはどうして減塩が必要なのか、そして日本の消費者の減塩に対する意識について学びました。

▲出典:味の素グローバルSALTS(代用塩および長期的解決法)調査より

この日の講師は、味の素社の畝山さん。味の素社で長年医薬品などの研究を経て、サイエンスコミュニケーションにおける仕事に携わっておられるそう。今回もなんだかすごい講義になりそう!とワクワクした気持ちでレクチャーに参加しました。

調査によると、日本では「食塩の摂りすぎを気にかける生活者の割合」がなんと約4人に1人と少なく、他の7ヵ国と比較して最も低いことがわかっているのだそうです。また、約3人に1人は周囲の人(友人や家族など)から「摂取を減らす必要はない」と言われているという衝撃の事実!

▲出典:味の素グローバルSALTS(代用塩および長期的解決法)調査より

世代別の好みの味に関する質問では、Z世代の回答者の大半である80%以上が「酸味」と「苦味」が苦手という結果に。ですが、実は「味の素®」でうま味を足してあげると苦味や酸味が和らぐので、若い世代の方々に響くレシピもご提案できるのではないかなと思いました。

レクチャーでは、他の部員たちからこんな意見も挙がりました。一部をご紹介します。

[ジョーさん。さん]
日本と海外のデータを比較して見られたことが興味深い。低ナトリウム食品と聞いて「ワクワクする」と回答した割合が、海外では50%だったのに対して、日本では33%という回答にも注目したい(なんでだろう?海外の減塩商品にヒントがあるかも?)。
▲出典:味の素グローバルSALTS(代用塩および長期的解決法)調査より
[作りおき食堂 まりえさん]
SNSを見ていると、「砂糖の量が気になる」というコメントはよく見かけるけど、「塩分が気になる」ということについてはあまり言及されていないと思う。砂糖と塩に対する意識の差があるのはなぜ?皆さんにももっと塩分を気にかけてもらえるようにしたいですね。
[ぶんちゃんさん]
自分が普段、口にするものについて考えた時、砂糖と飽和脂肪酸の量を意識することは同じくらい重要。でも、LOW SALT CLUBを始めてからは、自分が口にするナトリウムの量をとても意識するようになりました!
[だれウマさん]
僕自身、日本は“健康で長生き”のイメージがあったけれど、この調査結果では日本はグローバル(7ヵ国)と比較してナトリウム摂取を減らすことへの意識が低く、また低ナトリウム食品が手に入りづらいという結果が意外😲!
[木内由紀さん]
アメリカで暮らしていた頃、あまり低ナトリウム食品を見かけなかった。もっともっとワクワクする減塩への働きかけが増えたらいいな♪
[だいすけごはんさん]
自分以外の世代の減塩に対する意識を知ることができてとても面白かったし、今後の投稿の参考になる!
[小春さん]
自分や家族のための食品選びは、できるだけ健康を意識して買うことが多いので、「健康に良い食品がもっと手頃な価格だったらいいのにと思う」という回答が一番多かったことには納得❤
▲出典:味の素グローバルSALTS(代用塩および長期的解決法)調査より
[暖(のん)さん]
日本では減塩に対するあまり良いイメージがないと思う(おいしくなさそう・・・とか)。個人個人が意識を持って行動へ移すことが大切ですよね😊!

体重計に乗れば目に見える減量と違って、減塩は効果が見えにくい。病気になって初めて気づく人も多いと思います。ワクワクするような「減塩」をこれからの部活動で活発に議論していきたい!日本人の約8割の方々は塩分を過剰摂取しているといわれていますが、皆さんの減塩意識を高めていくためにも『おいしく、新しい減塩』をお届けしたい😊と改めて思いました。部員みんなと一緒に、やみつきのおいしさを見つけていきます✨ぜひ期待していてくださいね♪

(日直:あーぴん
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