[ 2024.2.20 ]
ホームパーティにぴったり🥳
「ローソルトなフルコースレシピ」を初公開!
MYONさん
日直:MYONさん

みなさん、こんにちは。MYONです。

実は・・・昨年年末前の2023年11月29日に、すごいイベントやりました!
LOW SALT CLUB〜うま味 DE 減塩部(以下、LOW SALT CLUB)の部員の料理家8名が、究極のローソルトレシピを持ち寄り、東京のキッチンスタジオに大集合。
年末・年始のホームパーティのために考案したローソルトなフルコースレシピを初公開させていただきました!
私MYONから、当日の様子をレポートします!
今回、部員が一緒に料理を作るのがはじめてなら、フォロワーさんとリアルで交流して試食してもらうのもはじめて。みんなで集まって幸せ時間を共有できると思うと、ワクワクしました。

さっそくLOW SALT CLUBのおそろいエプロンをつけ、張り切って準備スタート。
これだけの人数が同じキッチンを使うのは初めて。全員の料理を同じタイミングで仕上げるのも、なかなか大変でしたが、そこは部員みんなで一緒にあれこれ都合をつけて頑張りました!

本番45分前、今日の進行を確認。私が作るのはチーズをのせて焼くトーストだったので、頼れる先輩の小春さんにどうしたら“焼きたてとろりのおいしさ”を提供できるか相談にのってもらいました。おかげでディスプレイ直前に焼けることに! よかった〜。

LOW SALT CLUBで昨年から活動している小春さんによると、今年のメンバーは特に熱量が高いのだそう。たしかにメンバー同士で、どうしたらレシピを1人でも多くの方に届けられるのかと、自然にディスカッションが盛り上がっちゃうぐらい、熱いんです(笑)。LOW SALT CLUBのように料理家自身が主体となって活動できること自体とっても貴重なので、すごくやりがいを感じています。

ディスプレイもクリスマスらしく華やかでおしゃれにできて、あとはフォロワーさんの入場を待つだけ。どんどんドキドキ緊張してきました。これも初体験!

10分前からフォロワーさんが続々と到着して着席。おもてなし役なのに緊張しすぎて、なかなかフォロワーさんに話しかけられず、内心焦っていた私…。つくりおき食堂まりえさんの挨拶とメンバーの自己紹介、だれウマさんの“よろしくお願いしマッチョ”で会場が笑いに包まれて少し緊張がほぐれました。

続いて、味の素株式会社の門田浩子さんから、「うま味と減塩について」のプレゼンテーション。
まず「うま味」の発見とうま味調味料「味の素®」の発明、うま味調味料には料理の濃厚感、まろやかさ、コクを増し、風味を高める働きや、尖った味をまろやかにまとめる働きがあることなどが、コンパクトに説明されました。
うま味成分であるイノシン酸は肉や魚に、グアニル酸は干した茸類に多いのに対し、「味の素®」の主成分であるグルタミン酸は全ての食材に含まれ、私たちの身体でも作られていて、体重のおよそ2%も存在しています。生き物にとってなくてはならないアミノ酸の一つなんですよね。特にイノシン酸にグルタミン酸を組み合わせると、1+1が2ではなく、うま味が7〜8倍になる相乗効果が生まれるというくだりでは、フォロワーさんみんながびっくりした表情に。(やったー!)

会場がさらにどよめいたのが、塩分を減らした野菜ブイヨンからのうま味体験。そのままひと口味わってみると、セロリなどの野菜のえぐみを感じるし、味が薄いし、味がバラバラな感じだったのが、「味の素®」を一ふりしてみると、味がぎゅっと一つにまとまった!

「めちゃくちゃおいしい!」「煮込み感が出た!」の声が上がり、「変化がわかった人は手で丸を作ってください」という門田さんの言葉に、全員が大きく丸を作りました。

次に、減塩の必要性について。いま食塩の過剰摂取が世界的な問題になっていて、特にアジアが顕著だそうです。日本も例外ではなく、なんと日本人の約80%が摂りすぎている!
WHO(世界保健機構※1)では、1日の食塩相当量を5g未満としていますが、実は日本人は1日約10g摂っています。でもなぜ塩分を摂り過ぎるといけないのか?と思いますよね。私のような20代にとっては、“まだ早くない?”という感覚になるのかもしれないけれど、塩分の高い食事をずっと続けていると、歳を重ねるにつれて健康に影響が出るのだとか。ちょっと気を付けたくなりますよね?

そう考えると、塩分控えめの味付けをおいしいと感じるかどうかが「キモになる」のだと思います。実際、これまで私は塩味でガツンとパンチを効かせた味が好きでしたが、LOW SALT CLUBに参加したことで、塩気よりもうま味気?(言い方、変…)にはまってしまいました。塩味の一部をうま味に置き換えるという発想で、うま味調味料「味の素®」を活用すると、本当に手間をかけずに時短にもなり、そして劇的なおいしさの減塩ができるので、とても続けやすいんですよ。
でも何より、「味の素®」を使うと、料理が100倍おもしろくなるんです。これ、ホンネです!

「食事は毎日の積み重ねです。塩の摂取量を節約していくのはとても重要。
年齢を重ねてから始めるのでは、もう遅いんです。
いまの自分には関係ないと思っていても、食べている食塩の量が多いままずっと変えなければ、10年後、20年後に影響するわけです。
これが、若い方たちに減塩をおすすめする理由。おいしく賢く健康貯金していきましょう」
門田さんの言葉に、若い世代として説得力を強く感じました。

まりえさんが、門田さんの言葉を引き取って、こう結びました。
「今日はローソルトだからこそのおいしい料理を、私たちが腕によりをかけて作りました。こんなに豪華なフルコースなのに、1人分の食塩量はなんとたったの2.02g! うま味を大事にしたからこそ広がるおいしさの世界を、私たちの想いと一緒に味わってもらって、率直な感想をいただけたらうれしいです」
(みんな気に入ってくれるといいな!)

次はキッチンに移って、もんきちさんの調理デモンストレーション。作るのは「鶏もも肉のカッチャトーラ」、イタリアの定番家庭料理のトマト煮込みです。減塩ポイントは、1対1で混ぜた「味の素®」と食塩で鶏肉に下味をつけて通常の半分まで塩分を抑えること。鶏肉のイノシン酸とグルタミン酸でうま味の相乗効果を活かすこと。しめじは乾煎りして水分を飛ばしうま味を凝縮させること、トマトソースはよーく煮詰めてこれまたうま味を凝縮させること。以上の4点。
質問コーナーでは、鋭い質問の数々にもんきちさんタジタジの場面も。フォロワーさんたちがとても積極的で、デモ中は熱心に動画や写真を撮る姿も見られました。

試食タイムでは、部員の料理家たちが率先してサーブ。ここでもフォロワーさんたちから積極的なお声がけをいただきました。(ありがと~💛)

私も「塩を一切使っていない “ノーソルト” レシピなんですよ〜」とお伝えしたら、みなさん、すごく驚いてくれて。自分の気持ちを直接伝えられることもうれしいし、みなさんの反応を生で感じられるのもリアルイベントならではの楽しさ!で、めちゃめちゃテンションがアガリました!

試食タイムでは私はまりえさんと一緒のテーブルで、まりえさんの「ボナペティ(フランス語で「おいしく召し上がれ」という意味)」を皮切りに、盛り上がりました。もんきちさんと冷凍子ママさんのテーブルには、食品企業さんや病院で働かれている方もいらして、健康への意識が高そう。小春さん、あーぴんさん、だれウマさんのテーブルでは、マッチョネタでさっそく大盛り上がり。筋トレをしている方もいて、え?そんな話?(笑)といったかたちで楽しまれていました。

試食後のディスカッションタイムでは、フォロワーさんたちの減塩への気づきや、意識の高さをいろいろ聞けて勉強になった〜。母のため夫のために減塩料理をしているのに、やっぱり味がぼけてしまってあんまり歓迎されなかったけど、今回のレシピはどれもおいしくて、すごく参考になったという喜びの声をたくさんの方から聞けました!

最後の挨拶では、もともとしょっぱいものが大好きで、市販のポテトチップスにさらに塩や醤油をふりかけるような私(反省!)が、26歳でLOW SALT CLUBの活動を通して「味の素®」を使いはじめ、塩の量を控えることで、素材そのもののおいしさを感じることができるようになったことをお話させていただきました。

終了予定は18時30分だったにもかかわらず、盛り上がりすぎて話が尽きず、みなさんがお帰りになられたのが19時をゆうに超えたほど!それから冷凍子ママさんとだれウマさんのアカウントを使ったインスタライブに突入しました。ビスクとローストビーフの料理ライブとほかのメニューのプレゼンを1時間に凝縮したスペシャルな企画です。大勢の方が見に来てくれて、本当にうれしかった!

私にとってすべてが初めてで、デモンストレーション、テーブルでのディスカッション、締めの挨拶、インスタライブ……すべてのプログラムに大緊張。でも、生まれて初めてサインを求められて(💦)大感激!全員で記念写真も撮れて、本当に楽しかったです。
なによりフォロワーのみなさんと直接お話できたことにすごく感動したし、「ローソルトなおいしさ」をみんなで分かち合えて、このイベントをやってよかったなって心底思えました!とっても勉強になりました。これからも、もっとがんばるね!!

さて、気になる「ローソルトなフルコースレシピ」については☛こちらで詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください。

ではまた、お会いしましょう~♪

※1 公益社団法人日本WHO協会「塩分の削減」